ヤクルト内山壮真の外野手兼任は「将来正捕手への苦肉の策」 捕手→外野手転向の球団OBが指摘

[ 2023年7月3日 15:39 ]

2日の広島戦9回に西川の犠飛を好捕球したヤクルト・内山
Photo By スポニチ

 ヤクルトなどで通算1182試合に出場した秦真司氏(60)がYouTube「プロ野球OBクラブチャンネル」に出演。ヤクルトの内山壮真捕手(21)の外野手兼任について語った。

 秦氏は「出場機会を与えたいという(高津)監督の思いでしょうけど二刀流はしんどいと思いますね」と話した。

 秦氏自身は古田敦也の加入もあり、打撃力を生かすために外野手転向だったが、内山の場合は違うと言い切った。

 「キャッチャーとして育てたいが中村悠平という正捕手がいる。2軍に置くのはもったいない。1軍でキャッチャーとしても育てながら出場機会も与えたい。苦肉の策として(外野手と)二刀流をさせているのではないでしょうか」

 秦氏は「僕と違って内山選手はキャッチャーとしての能力が高い」と、評価。立場は違うが、捕手と外野手の両方を知る秦氏だからこそ内山の苦労も身に染みて分かるようだ。

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年7月3日のニュース