“世界最速男”チャプマンがレンジャーズ移籍後初登板　同点の7回1イニングを無失点

ア・リーグ   レンジャーズ3－5アストロズ （ 2023年7月2日    アーリントン ）

7回に移籍後、初登板したレンジャーズ・チャプマン（AP）
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　ロイヤルズからトレードで加入したレンジャーズ・チャプマンが2日（日本時間3日）、本拠地でのアストロズ戦で移籍後初登板。1回を無失点に抑えた。

　1－1の7回に3番手でマウンドへ。先頭・マコーミックから空振り三振を奪うと、続くマルドナドも空振り三振。2死からアルトゥーベに中前打を許したもののブレグマンをニゴロに打ち取り、無失点で仕事を果たした。最速は101・6（約163キロ）マイルを記録した。

　チャプマンは6月30日（同7月1日）にレンジャーズへのトレードが発表された。レンジャーズはウィル・スミスがクローザーを務めているが、他の救援投手は不振だったため、ブルペン強化を図った。

　チャプマンは世界最速105マイル（約169キロ）を投げる剛腕投手として知られ、今季は最速103・8マイル（約167キロ）を計測するなど、100マイル超えの剛速球が復活している。今季はロイヤルズで31試合に投げ4勝2敗、2セーブ、防御率2・45を記録していた。