巨人・原監督「やっぱり勝負強い」と大城卓絶賛 好リードに満塁弾「本当によくやっている」

[ 2023年5月20日 18:38 ]

セ・リーグ   巨人6―2中日 ( 2023年5月20日    東京D )

<巨・中>大城卓(左)と喜び合う原監督(撮影・尾崎 有希)
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 巨人の原辰徳監督(64)は中日戦(東京D)でプロ初の満塁アーチを放つなどチームの借金完済に大きく貢献した大城卓三捕手(30)の成長に目を細めた。

 原監督にとって東海大相模、東海大の後輩でもある大城卓は、中田翔内野手(34)の負傷離脱を受けて9日のDeNA戦(新潟)から5番に入り、この日も9試合連続で5番打者として先発出場。

 2―0で迎えた5回、プロ6年目で初となる満塁アーチを右翼スタンド上段へ叩き込んだ。大城卓にとってはこれが5番打者として2発目となる8試合ぶり今季6号。捕手としても先発左腕グリフィンを6回2失点好投に導き、中川、鈴木康、高梨とリリーフ陣の無失点リレーにつなげた。

 試合後、大城卓の満塁弾について聞かれた原監督は「見事なホームランでしたね。2死というなかで見事なバッティングでしたね。今日はそうそうチャンスは多くなかったけど、非常に効果的に得点がとれた」と勝因に挙げ、大城卓の今季については「やっぱり勝負強いし、コンタクト率という点で非常に高いし、そこに今年はホームランもかなりね。去年もそこそこはね。キャッチャーというポジションをやりながらね。続けていってもらいたいと思いますね」とコメント。

 強打の捕手として知られた阿部コーチの現役時代に近づいてきた?との指摘には「まだ早いかもしれないね」としながらも笑顔で「しかし、相手チームというのは、いい存在ではないと思ってるんではないでしょうか」と高評価を与えた。

 大城卓のコンタクト率については「例えばバント、エンドラン、何とかしてゴロを打ってくれという時。そういう部分のコンタクトということですね」と説明。

 扇の要である捕手がしっかりしていると…との指摘には「そうね、まあなんだかんだ、いいときはみんなそうやってね(笑い)。キャッチャー、監督っていうのはそういうもんよ。まあ、これ以上はあんまり言ってもさあ(笑い)。でも本当によくやっていると思いますね」とご機嫌だった。

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