阪神ドラ1・森下がプロ初のサヨナラ打! 初のお立ち台で「正直、泣きそうで」

[ 2023年5月20日 17:18 ]

セ・リーグ   阪神1-0広島 ( 2023年5月20日    甲子園 )

ヒーローインタビューを受けた(左から)岩崎、森下(撮影・岸 良祐)
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 阪神が20日の広島戦にサヨナラ勝ちし、貯金を再び10とした。

 両軍無得点の9回に2死一、二塁の好機を作り、ドラフト1位・森下が左翼前へプロ初のサヨナラ打。前日19日に再昇格したばかりのドラ1新人がしびれる場面で結果を残し、甲子園を歓喜の渦へと巻き込んだ。

 以下は9回の1イニングを無失点に抑えて2勝目の岩崎と、森下のヒーローインタビューから一問一答。

▼岩崎(9回を抑えて勝利投手に)
 ――しびれる展開で9回に登板。
 「抑えたくてうずうずしていました」

 ――振り返って。
 「1アウト取って3ボールになって、ヒヤヒヤしていました」

 ――それでも無失点に抑えた。
 「0点に抑えることができて、よかったです」

 ――11試合連続無失点。安定している。
 「ありがとうございます」

 ――リリーフ陣の防御率はリーグトップ。リーダーとしての思いは。
 「みんな状態がいいので、刺激し合えていいピッチングができていると思うので、続けて続けていきたいと思います」

 ――好投の大竹にメッセージを。
 「僕の勝ちをあげます」

 ――森下のタイムリーを、どんな目で見ていた?
 「初球振れ振れと思って、思い切っていけと思って、本当に打っていい結果が出たので、持っているなと思います」

 ――森下にメッセージを。
 「えー、今から初めてしゃべります。冗談です。あしたも頼むぞ」(森下「はい!」)

 ――広島との3連戦が1勝1敗になった。次戦に向けて。
 「あしたも勝つばい」

▼森下(プロ初のサヨナラ打)
 ――ナイスバッティング。
 「ありがとうございます」

 ――この歓声を浴びての思いは。
 「もう本当、上(1軍)に上がってきて。悔しい思いをしたので、何とか打ってやろうという思いで打席に入りました」

 ――しびれる投手戦。どんな気持ちで9回の打席に?
 「2アウトになっても、大山さんが打つと思っていましたし、輝さんもつないでくれると思っていたので、打席に入る前から、もう自分が決めてやろうという思いで、ずっと思っていました」

 ――2軍に落ちて悔しい思いをしたが、昇格して即結果を出した。
 「もう本当、上がってきて、ここに立って、ヒーローインタビューを受けるという、一連の流れをずっと頭の中でイメージしていたので、その通りになって本当によかったです」

 ――サヨナラの祝福を受けての思いは?
 「正直、泣きそうで、もう、ありがとうございますっていう感じですね」

 ――甲子園では初のお立ち台?
 「はい」

 ――今、見える景色はどう?
 「サイコーでーす!」

 ――明日に向けて。
 「もう本当に、チームがいい形できているので、この流れを途切れることなく、またここかれ連勝を積み上げていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします!」

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