ロッテ・佐々木朗が月間MVP受賞「今年は1年間通して良い成績を」

[ 2023年5月11日 13:00 ]

4月14日のオリックス戦で山本由伸との投げ合いが実現。勝利を飾ったロッテ佐々木朗希
Photo By スポニチ

 セ、パ両リーグは11日、3、4月度の「大樹生命月間MVP賞」を発表、パの投手部門はロッテ・佐々木朗希投手(21)が受賞した。史上最年少での完全試合を達成した昨年に続き2度目の受賞。侍ジャパンの一員としてWBCに出場したため、初登板は4月6日だったが、4試合に登板して3勝、防御率1・00、38奪三振の成績を残した右腕は「今シーズンも良い形でスタートすることができた。WBC終わってから調子がなかなか難しい状況だったけど、野手に助けられながら良い形で1カ月過ごせた」と野手陣に感謝した。

 4月14日には侍ジャパンでチームメートだったオリックス・山本との投げ合いも実現し、僅差のゲームで7回無失点に抑えて勝利。「チームとしてもすごく大事な試合で、その中で1点を守り抜けた。そこに関しては去年からの成長かなとは思います」と振り返る。また、技術的な部分での進化にスライダーのを挙げ、「去年よりも投げる割合が増え、ボールとしても効果的に、自分の思うように曲がってくれたりとか良い方に働いてる」と手応えを口にした。

 昨季は3、4月に5試合に登板して3勝を挙げたものの、7月に右手中指のマメができた影響で1カ月戦列を離れたこともあり、9勝4敗と2桁勝利に届かず、規定投球回にも到達できなかった。5日のソフトバンク戦で右手中指のマメのため、無安打無失点、12三振ながら5回降板したが、順調に回復中。右腕は「去年も最初に滑り出し良かったが、後半、失速したりだとか思うように結果が出ないことが多かったので、今年は良い状態をキープして、後半さらに状態上げて1年間通して良い成績を残せるように頑張っていきたい」と抱負を語った。

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年5月11日のニュース