“桑田二世”巨人・山崎伊織は今年も打ちます! 今季初安打に笑顔 原監督も思わず拍手喝采

[ 2023年5月11日 19:49 ]

セ・リーグ   巨人―DeNA ( 2023年5月11日    横浜 )

<D・巨>4回、安打を放つ山崎伊(撮影・島崎忠彦)
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 巨人の3年目右腕、山崎伊織投手(24)がDeNA戦(横浜)に先発登板。4回の第2打席で今季初安打を放ち、貴重な追加点につなげた。

 2―0で迎えた4回だった。相手先発左腕・東に対してウォーカー、門脇が連続三振に倒れた2死走者なしから、まずは8番・ブリンソンが右中間二塁打を放って出塁。続いて打席に入った山崎伊は2球で追い込まれながらも4球目の外角低めスライダーを中前に運んで一、三塁とチャンスを広げ、1番・吉川のチーム3点目となる中前適時打につなげた。

 山崎伊は投手には珍しい右投げ左打ちで、プロデビューを飾って5勝を挙げた昨季は打撃でも非凡な才能を披露。打率.231、0本塁打、6打点の数字を残し、特に得点圏打率.500という驚異的数字を残した。

 今季は通算7打席目での初安打となり、この時点で打率は.143。得点圏打率は.500(2打数1安打)となった。

 今季初安打がよっぽどうれしかったのか、山崎伊は一塁ベース上で笑みを浮かべ、ガッツポーズ。ベンチの原辰徳監督(64)もうれしそうに笑顔を見せ、思わず拍手していた。

 ▼山崎伊 試合前に大城さんとしっかり打ち合わせをしたので、難しい状況でしたがしっかり試合に入っていけました。序盤から野手の方に援護していただけたのでテンポよく投げることができました。7回は高梨さんと直江に助けてもらったので、次回は投げきれるように頑張ります。

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