長かった…中日2軍は14連敗でストップ　7回に鵜飼の満塁弾で逆転勝利し4月初白星

ウエスタン・リーグ   中日7－5阪神 （ 2023年4月21日    甲子園 ）

＜ウエスタン　神・中＞7回2死満塁、鵜飼（右）は逆転の満塁弾を放つ（撮影・平嶋　理子）
Photo By スポニチ

　中日2軍が21日、ウエスタン・リーグ阪神戦（甲子園）に勝利。連敗記録を14で止め、4月初勝利を挙げた。

　2回に2軍戦出場4試合目のビシエドの左翼線二塁打を足場に先制。ところが2－0の5回に先発・岡野が山本、小野寺の適時打で3点を奪われ、試合をひっくり返された。それでも7回2死満塁から鵜飼が相手2番手・二保から満塁本塁打を放ち、再逆転。6－3の7回に2点を奪われ1点差に迫られたが、直後の8回にも三好の適時打で加点。

　中日2軍は前日20日の同リーグ広島戦（ナゴヤ球場）で接戦を落とし、1分けを挟んで球団ワーストとなる14連敗を記録。3月28日の2軍交流戦・楽天戦を最後に白星から遠ざかり、昨年6月に記録した13連敗を更新した。同リーグの連敗記録は広島が1961年、2011年に喫した「16」で、負ければ不名誉記録に王手をかけるところだったが、総力戦でストップをかけた。