DeNA今永 今季初登板で笑顔の1勝「家族にいい所見せられた」 女房役に感謝「質のいい真っ直ぐを…」

[ 2023年4月21日 22:14 ]

セ・リーグ   DeNA1―0広島 ( 2023年4月21日    マツダ )

<広・D>今季初勝利しポーズをとる今永(撮影・奥 調)
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 今季初登板初先発となったDeNAのエース左腕・今永昇太投手(29)が、21日の広島戦(マツダ)で8回5安打無四球無失点と好投。1勝目を手にし「福岡から僕の家族やいとこ、おばあちゃんも来ていたので、いい所を見せられて良かった」と喜んだ。

 今永は3月、米マイアミでの米国とのWBC決勝に先発するなど侍ジャパンメンバーとして優勝に貢献。侍ジャパン投手陣では唯一、シーズンで登板しておらず、じっくりと時間をかけて調整。満を持して臨んだ“開幕マウンド”で8回5安打無四球無失点と好投し1勝目を挙げた。

 試合後のヒーローインタビューでは「福岡から僕の家族やいとこ、おばあちゃんも来ていたので、いい所を見せられて良かったです」と笑顔。7回まで0―0という緊迫した投手戦を振り返り「相手のコルニエル投手も本当に素晴らしい投球で、これはタフな試合になるかなと思ったので、粘り強くコルニエル投手に引っ張られながら投げられました」と話した。

 続けて「捕手の戸柱さんがイニングごとに僕を楽にしてくれる声がけをしてくれたので、本当に楽に腕が振れて、かなり質のいい真っ直ぐが行ったんじゃないかと思います」と自身も納得のいく速球が投げられたと“女房役”に感謝。

 どのような声がけだったのか?という質問には「0―0が続いていたんですが、1点もあげたくないという心境で投げるとかえって大量失点を招く可能性があるので、1点取られる気持ちでいいよって…」と明かした。

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