黒田博樹氏 エンゼルス大谷は「年々、進化している感じ」ヤンキース戦始球式登場で現役最後の対戦打者絶賛

[ 2023年4月21日 02:30 ]

ア・リーグ   エンゼルス2―3ヤンキース ( 2023年4月19日    ニューヨーク )

<ヤンキース・エンゼルス>試合前、始球式を行う黒田氏(撮影・会津 智海
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 ドジャース、ヤンキースで通算79勝を挙げ、現在は古巣の広島の球団アドバイザーを務める黒田博樹氏(48)が19日(日本時間20日)、ヤンキースタジアムを訪れ、ヤンキース―エンゼルス戦の始球式に登場。12~14年に在籍したヤ軍の背番号18のユニホーム姿で大役を終えると、日米メディアから大谷に関する質問攻めにあった。

 今やメジャーを代表する二刀流のスターについて「年々、進化している感じ。両方ともトップクラスの成績というのは考えられない」と絶賛。広島で現役を引退した16年は日本シリーズで対戦した当時日本ハムの大谷が最後の打者という縁もある。MVPの活躍で侍ジャパンを世界一に導いたWBCでは、米国との決勝戦前のミーティングで語った「憧れるのをやめましょう」というコメントにも感銘を受けたという。

 大谷は今オフにFAとなる。気の早い米メディアは史上初の総額6億ドル(約810億円)超えの契約も予想しており、黒田氏も「日本人が頑張って日本人の地位を上げて。大谷選手が米国でもトップに行くのはうれしい」と笑顔。「(仮に)ニューヨーク(ヤンキース)でプレーしたら?」と振られると「凄く盛り上がると思う。プレーしている時は大変だったけど、終わってみてニューヨークでのプレーは自分にとっていい思い出」と目を輝かせていた。

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2023年4月21日のニュース