Rソックス吉田 ライブBPで連日の快音「いろんな球を見られた」ユニホーム姿で気持ち新た

[ 2023年2月22日 05:17 ]

2日連続でライブBPに臨み、 キャンプ地の本球場 でも好打を披露した吉田正尚外野手(撮影・杉浦大介通信員)
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 レッドソックスの吉田正尚外野手(29)は21日(日本時間22日)、キャンプ地のフォートマイヤーズで前日に続いてライブBP(試合形式での打撃練習)に臨み、3打数2安打と好調な打撃を続けた。

 最初の打席では昨季8セーブの救援右腕タナー・ホウクと対峙し、4球目の変化球を空振りしたものの、その次の変化球にバットをうまく合わせてライナーで右翼線に運ぶ二塁打。第2打席では左腕リチャード・ブライアーの2球目を逆らわずに打ち、鋭い打球が三遊間を破った。最後の打席では右腕ジョン・シュライバーの5球目を打って二塁ゴロだったものの、昨日からの2日間で合計5打数4安打。まだ調整段階とはいえ、この日はキャンプ地の本球場に主力が集まって行ったライブBPで改めて上質な打撃を披露した。

 練習後の吉田との一問一答は以下の通り。

 ――2日連続のライブBPだが、今日はどうだったか。
 「球場も変わって雰囲気も変わって。昨日と一緒でしっかり打つべき球を打つということをテーマに、いろんな球を見られました」

 ――自分の状態を知ることができたか。
 「まだ初対戦なんで。その中でも球種だけ先に聞いて、ゾーンっていうのはある程度、自分の中で決めながらスイングを仕掛けれたかなと思います」

 ――第1打席、インコースの球を空振りした後にうまく修正し、右翼線に運んだ。
 「日本同様、追い込まれてからのアプローチは少しショートスイングに。全部が同じスイングではなく、カウントごとに仕掛けも変わると思いますし、そういう実戦でしかできないことたくさんあると思います。今後も引き続きやっていけたらと思います」

 ――今日はメインの球場でユニホームも着て、気持ちの入り方は。
 「それはまあ、あまり…。(ただ、)対戦するのは楽しいし、やっぱり集中力というか、そういう意味ではユニホーム着ていた方がそれはジャージでやるのとユニホームでやるのとまた違うかなと思います」

 ――今日は守備練習をこなしていたが、“I got it”という掛け声は日本でも使っていたか。
 「オリックスでは3年前から外国人の野手も来るので(そう言っていた)。それでまだ入りやすかったですね。(NPBでの)最初はちょっと違うオーライとかオッケーとか、でも“I got it”って(言うようになったのは)オリックスでは早かったですね。外国人の野手、(ブライアン・)ボグセビックとかが来た時だから、最初の方からやっていた気がします。スムーズに入れました」

 ――いつからオープン戦に出場するのか?
 「(初戦の)大学の時(24日のノースイースタン大戦)から出るんじゃないですか。もうWBCまで1カ月切ってますし、メジャーの開幕も1カ月ちょっと。ある程度、打席数は立って。身体は1月からある程度は作ってきているので、そういう意味では順調に来ています」 (杉浦 大介通信員)

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2023年2月21日のニュース