ソフトB育成ドラ2・山下「目立たないといけない世界」レベルアップ目指し奮闘

[ 2023年2月14日 07:10 ]

ソフトバンク・山下
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 筑後市のソフトバンクのファーム施設で育成ドラフト2位ルーキー、山下恭吾内野手(18=福岡大大濠)の元気な声が連日、響き渡っている。「目立たないといけない世界なので。声でしっかりアピールしていきたいと思います」と胸を張る。

 アピールポイントは安定した守備だ。中学時代にはU―15日本代表に選出され、「BFAアジア選手権」の優勝に貢献し、遊撃のベストナインにも輝いた実績を持つ。福岡大大濠では阪神の浜地、DeNAの三浦、ソフトバンクでは育成の仲田らを指導してきた八木啓伸監督の薫陶(くんとう)を受けてきた。「やるしかないから。まずしっかり自分のアピールをしてやっていけ」と助言をもらったという。

 守備については「まだまだだと思うので、やっていきたい」と気を引き締める。笹川4軍内野守備走塁コーチの指導を受けており、「守備が売りで入ってきたので(やってきたことが)正解だとは思っていたんですけど、捕球体勢とか、若干のズレがあった」とさらなるレベルアップを目指して奮闘している。

 ◇山下 恭吾(やました・きょうご)2004年(平16)7月7日生まれ、福岡県出身の18歳。5歳で兄の影響で野球を始める。福岡大大濠では2年春のセンバツに出場して出場3試合全てで安打と活躍。高校通算19本塁打。憧れの選手は今宮。1メートル75、79キロ。右投げ右打ち。

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2023年2月14日のニュース