阪神・岡田監督 「アレ」で甲子園全試合大入り宣言 リニューアル後の最多観衆も? スポニチ来社で抱負

[ 2023年1月11日 07:00 ]

<岡田彰布監督 来社>スポーツニッポン大阪本社を訪れる岡田監督(前列右)(撮影・平嶋 理子)
Photo By スポニチ

 阪神の岡田彰布監督(65)、百北幸司球団社長(62)ら球団幹部が10日、新年のあいさつのために大阪市北区のスポーツニッポン新聞社大阪本社を訪れた。

 樋口徹大阪本社代表らと懇談し、スポニチ側から「アレ(優勝)を達成すれば年間最多動員も狙える」と水を向けられると、口癖の「おーん」でうなずいた。同席した粟井一夫副社長も「全試合、大入りを目指します」と続いた。

 舞台や大相撲でも使われる「大入り」は、たくさんのお客さんが来て興行が成功したことを意味する。球団の基準では、甲子園は3万7000人、京セラドーム大阪は2万7000人。甲子園が現在の4万7466席になった09年以降、年間最多は19年の309万1335人で、同年の「大入り」未達成は主催72試合のうち2試合のみだった。全試合でクリアすれば、甲子園リニューアル後の最多観衆も見えてくる。

 04~08年の第1次政権では毎年のように優勝争いを繰り広げた結果、05、06、07年に年間310万人超もの動員に成功した。甲子園の席数が現在よりも多かったとはいえ、1試合平均4万3000人超は驚異的な数字。お客さんを呼べる監督でもあるのだ。

 「俺が入った頃(80年)は(満員が)5万8000人やったよ。外野の通路にもお客さんが座って、通路が見えなかったよ。消防法か何かで通路がダメになって、5万5000人なったけどな」

 現役時代の熱狂を懐かしみながら、新シーズンの大観衆に思いをはせた。勝てば盛況になるのは明白。アレならば、全試合“おーん(大)入り”も夢ではない。(倉世古 洋平)

続きを表示

この記事のフォト

2023年1月11日のニュース