中日・立浪監督 正二塁手にドラ6・田中を期待「守備の身のこなしが素晴らしい。捕球はプロに負けない」

[ 2023年1月11日 05:01 ]

新人合同自主トレを視察した中日・立浪監督(右から2人目)
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 中日・立浪監督が10日にナゴヤ球場で新人合同自主トレを初視察し、評価したドラフト6位・田中(亜大)を今春最初の実戦となる2月11日の韓国サムスンとの練習試合(赤間)で実戦デビューさせる可能性を示唆した。

 「やっぱり田中の守備の身のこなしが素晴らしいなと。(サムスン戦は)若い選手中心になると思う。練習を見て判断していく。可能性はありますね」

 同2位・村松(明大)や同7位・福永(日本新薬)らも候補に挙がる正二塁手争い。特にノックで軽快な動きを披露した田中が目立ち、「スタートからボールに入っていく体勢や準備が早い。バウンドの合わせ方もスピードがある。捕球だけに関して言えば、レベル的にはプロの選手に負けないくらい」と絶賛した。

 新人全員には「この時期は無理しないように。プロの自覚を持って。あいさつも、しっかりしよう。野球だけでなく、みんなから愛される選手を目指して頑張ってください」と訓示。昨季最下位からの逆襲へ新戦力の台頭を心待ちにした。 (湯澤 涼)

 ◇田中 幹也(たなか・みきや)2000年(平12)11月28日生まれ、神奈川県出身の22歳。小2で野球を始め、中学時代は相模原リトルシニアに所属。東海大菅生2年夏に「1番・遊撃」で甲子園に出場して4強。亜大では1年春からリーグ戦に出場して同年は大学日本代表に選出。1メートル66、68キロ。右投げ右打ち。

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2023年1月11日のニュース