黒木知宏氏 朗希は「まだ体が弱い」もすでに凄さ実感「真っすぐがカットボールに見える」

[ 2022年11月13日 21:38 ]

黒木知宏氏
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 1軍投手コーチとして古巣ロッテへの復帰が決まった“ジョニー”こと黒木知宏氏(48)が13日、お笑いコンビ「とんねるず」の石橋貴明(61)がパーソナリティーを務めるTBSラジオ「Paravi presents 石橋貴明のGATE7」(日曜後8・00)にゲスト出演。“令和の怪物”こと佐々木朗希投手(21)への印象を明かした。

 これまで何度もゲスト出演してきた同番組に2週連続で出演。今年4月10日のオリックス戦(ZOZOマリン)で史上最年少の20歳5カ月で完全試合を達成した佐々木朗について石橋からイメージを聞かれると「僕はもうエースとして。伸びていかなきゃいけないし、それを背負っていくようなピッチャーになってほしいんですよね」とまずは期待を口にした。

 その上で「ただ、今回、秋のキャンプをちょっと見てて思ったのが“ええ~っ?こんな体であんなボール投げるんだ”って驚きがちょっとありました、正直なところ」ともコメント。「あのボールを投げるのでめちゃくちゃ体強いと思ってたんですよ、僕。確かにバランス良くて技術力あるんですけど、それとリンクしない体の強さ。まだ体が弱いっていうふうに僕は見えちゃったんですよ。だから(体が)強くなったら凄いことになると思います」と続けた。

 「プロのボールを投げてるし、プロの成績を残せるだけのものがあるんですけど、あの出力の高さと僕が見てる体の強さってのがなんかリンクしないんですよ。だからもっと体が強くて、もっとみなぎるような力があるんだろうなと思ってたんですけど、まだそこまで力がみなぎれてるような、体をうまくコントロールできてないような感じにも見えるんですよね」と黒木氏。さらに「恐ろしいですよ、もう。キャッチボール見てて真っすぐがカットボールに見えるんですよ。まっすぐ投げているのに違うところからボールが出て来る感じに見えちゃうんですよ。腕の振りとボールが全然リンクしない。で、そのボールがエグイ」とその凄さを表現した上で「だから怖いですよ。怖いですよ、ほんっとに」と“令和の怪物”を投手コーチとして預かる責任の重さを痛感しているようだった。

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2022年11月13日のニュース