西武ドラ5の近江・山田陽翔が仮契約 活躍して地元・近江鉄道ジャックだ!

[ 2022年11月13日 18:22 ]

仮契約を終え、プロの世界へ出発進行!する近江・山田
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 西武からドラフト5位指名された近江・山田陽翔投手が13日、滋賀県大津市内のホテルで入団交渉を行い、契約金2500万円、年俸700万円で仮契約(金額はいずれも推定)。西武グループの近江鉄道関係者も会見を見守り、右腕は「やっていただけるように頑張ります」と、野球選手としては初となる将来的な同社のラッピング電車への登場を誓った。

 近江高校所在地の彦根市に、近江鉄道本社がある。JRとの乗換駅でもある近江八幡駅には現在、森友哉の等身大パネルが置かれたライオンズ仕様の待合室があるほか、山田自身も高校で遠征などの際には、レオマークが描かれた同社バスを利用していた。切っても切れないライオンズとの縁。活躍してオフのイベント等に登場すれば、堂々の凱旋となる。活躍すれば「1日駅長をやらせてもらえたら(うれしい)」と、地元のために一肌脱ぐことはいとわない。

 西武鉄道ではライオンズの現役、OB選手がラッピングされた「L―train」が走っているが、近江鉄道ではプロ野球関連のラッピングが施された事例はないという。「この1年間まずはケガなく、プロ野球の世界に慣れることから始めていきたい」と山田。浅野翔吾(巨人1位)、松尾汐恩(DeNA1位)らU18侍ジャパンの戦友と同じ関東で切磋琢磨しながら、獅子奮迅で少しでも早く1軍を目指す。

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2022年11月13日のニュース