立大・荘司 7回11Kの力投!日本ハム・稲葉GM「ポテンシャルは非常に高い」

[ 2022年10月10日 04:59 ]

東京六大学野球第5週第2日   立大3―2東大、法大3―2慶大 ( 2022年10月9日    神宮 )

東大戦で7回1安打1失点11奪三振と好投した立大・荘司(撮影・田中 健人)
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 2回戦2試合が行われた。立大は、今秋ドラフト上位候補の右腕・荘司康誠投手(4年)が7回1安打1失点、11三振と好投。勝敗は付かなかったが、チームは押し出し四球で3―2と東大にサヨナラ勝ちし、勝ち点を2とした。前日に敗れた法大は、3―2で慶大を下し、連敗を5で止めて1勝1敗とした。

 立大先発の荘司は最速149キロの直球と切れのあるスライダーを軸に1安打に抑え、リーグ戦では自身初の2桁11奪三振。「直球は走っていなかったが、決め球がいい高さとコースに決められた」とうなずいた。ただ、1―0の7回1死三塁に左犠飛で同点とされたことには「そこは悔しいし、課題が残る」と反省も口にした。ドラフト上位候補に挙がる右腕に、視察した日本ハム・稲葉篤紀GMは「長いイニングを見たのは初めてだが、変化球もしっかりと投げながら、直球も速い。ポテンシャルは非常に高い」と評価した。

 ≪法大・篠木 力投披露、連敗止めた!!≫法大の2年生右腕・篠木が力投した。3回まで無安打に抑え、7回0/3を5安打2失点。連敗を止め「苦しい状況で、その扉を開けないといけないと思っていた」と胸を張った。踏み出す前に左足の膝を大きく伸ばして勢いをつけるフォームをやめ、上げた左足をそのまま着地させるように修正。「タイミングが合わなくなったのでやめました。(ストライク)ゾーンが見えやすくなった」と好投につなげた。

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2022年10月10日のニュース