シーズン101勝メッツがWCS敗退 今オフFAの右腕デグロムは「まだ契約の話はしたくない」

[ 2022年10月10日 16:04 ]

ナ・リーグWCS第3戦   メッツ0―6パドレス ( 2022年10月9日    ニューヨーク )

劣勢の試合展開にさえない表情のメッツ・ショーワルター監督(左) (AP)
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 シーズン101勝を挙げ、断然優位と目されたメッツだったが、パドレスの先発右腕マスグローブに手も足も出ぬままワイルドカードシリーズ敗退が決まった。

 4点ビハインドの6回。「回転率(のアップ)など多くの情報が届いていた」というバック・ショーワルター監督がマスグローブが顔に粘着物質をつけているのではないかと耳を審判団に調べさせるも、異常なし。救援投手も打てず、球団のプレーオフ史上ワーストの1安打で完敗だった。

 今オフにはエース右腕デグロム、守護神ディアス、この日先発の右腕バシットら主力がFAになり、チーム内に大きな変化が予想される。メッツ一筋で9シーズンを過ごしてきたサイ・ヤング賞2度を誇るデグロムは「まだ契約の話はしたくない。負けて残念だ」と静かなクラブハウスで肩を落としていた。(杉浦大介通信員)

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2022年10月10日のニュース