日本ハム新庄監督「成長するしか」 最速70敗で4年連続勝率5割以下決定 31日にも優勝の可能性消滅

[ 2022年8月30日 22:14 ]

<西・日>選手に檄を飛ばす新庄監督(撮影・尾崎 有希)
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 日本ハムは30日、西武に1―3で敗れ、2連敗で両リーグ最速で70敗に到達。19年から4年連続で勝率5割以下が決定し、31日にもリーグ優勝の可能性が消滅する。

 以下、新庄監督の試合後の一問一答。

 (自ら切り出し)「上沢くんね、よく投げたけどね。うちの方が(西武より2本多い7本の)ヒットを打っていて勝てない。まあ、日々経験を重ねて成長するしかない」

 ――初回1死満塁からのヒットエンドランは?
 「上沢くんだったから、ゴロで1点、もしくは(内野の間を)抜けて2点、またたまって3点を取って、“よっしゃ”っていう気持ちに先にさせたかった。まあ、失敗しましたけど、別に作戦は失敗じゃない」

 ――初球インハイにきた。
 「そうそう。あれはまあ難しいね~。でもこの前中島くん、あれをファーストゴロに転がしたから。ちょっとバットの出る角度が中島くんと上川畑くんでは違うので。もう1回、その後(3回の)満塁でやりたかったんですよね。でも、(打者の)近藤くんのイメージが左中間にライナーで打球が抜けていくというふうにあった。もう1回初球いきたかったけど、2点取れたらいいかなって。それはもう駆け引きなのでね。イメージ通りいったら全然面白くないでしょ」

 ――2点を追う9回1死二、三塁の好機も惜しかった。
 「古川くんのあの見逃し三振。やっぱああいうくさいところは手を出してほしいですね。逆にボール球に手出すくらいの方が俺は好きかな。泳ぎながらでも当てていく方が見逃し三振よりいいかな。あそこ(9回2死二、三塁)で今川くんが打ったらかっこよかったけどね」

 ――2回の外野前進守備は、相手投手が高橋だから先制点を許したくなかった?
 「上沢くんがばちーんって捉えられるとは…確率の問題ですね。あと高橋くんはいいピッチャーなので。どんどんストライクを取りにくる高橋くんじゃなかったら満塁の初球エンドランはない。高橋くんはテンポが良くて、大きな体で器用さがある面白いピッチャーですよね。代えられて悔しがってましたけどね。気持ち分かると思っていましたけど(笑い)」

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2022年8月30日のニュース