巨人・坂本「1打席1本の積み重ねが700長打に」 憧れの松井稼を抜く412二塁打は「素直にうれしい」

[ 2022年8月25日 21:39 ]

セ・リーグ   巨人2―1中日 ( 2022年8月25日    東京D )

<巨・中>4回、二塁打を放つ坂本(撮影・久冨木 修)    
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 巨人の坂本勇人内野手(33)が中日戦(東京D)で4回に左中間フェンス直撃の二塁打を放ち、二塁打、三塁打、本塁打を合計した通算700長打を達成した。史上36人目。主に遊撃を守った選手では田中幸雄(日本ハム)に次いで2人目で、セ・リーグでは史上初の快挙となった。

 「2番・遊撃」で先発出場。0―0で迎えた4回、先頭打者として入った第2打席だった。相手先発右腕・高橋宏がカウント1―1から投じた3球目、真ん中付近に入った152キロ直球を捉えると、打球は左中間フェンスを直撃する二塁打となった。また、この二塁打で通算412二塁打となり、松井稼頭央(西武)を抜いて歴代単独9位に浮上。球団では単独3位の記録で、王貞治に「あと10」、長嶋茂雄には「あと6」と迫っている。

 坂本はまず通算700長打について「長く試合に出させていただいて、1打席1本の積み重ねが700長打につながってくれたんだと思います」とコメント。通算412二塁打については「憧れの松井稼頭央さんを超えられることができて素直にうれしいです。二塁打数は自分の中でも大切な数字なので1本でも多く打ってチームの勝利につながるように頑張ります」と素直に喜んでいた。

 【通算二塁打ランキング】
(1)立浪 和義(中 日) 487
(2)福本  豊(阪 急) 449
(3)山内 一弘(広 島) 448
(4)金本 知憲(阪 神) 440
(5)稲葉 篤紀(日本ハム)429
(6)王  貞治(巨 人) 422
(7)張本  勲(ロッテ) 420
(8)長嶋 茂雄(巨 人) 418
(9)坂本 勇人(巨 人) 412
(10)松井稼頭央(西 武) 411
(11)榎本 喜八(西 鉄) 409
(11)福留 孝介(中 日) 409
(13)川上 哲治(巨 人) 408
(14)松原  誠(巨 人) 405
※所属は最終、現役は坂本と福留のみ

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