DeNA・桑原 5年ぶり4本目の満塁弾「一発で仕留める気持ち」8連勝で9年ぶり阪神戦勝ち越し決めた

[ 2022年8月25日 05:30 ]

セ・リーグ   DeNA4―0阪神 ( 2022年8月24日    京セラD )

<神・D>7回2死満塁、DeNA・桑原は満塁本塁打を放つ(撮影・平嶋 理子)
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 DeNA・山崎の通算200セーブ達成を演出したのは、チームのリードオフマン・桑原だ。0―0の7回2死満塁で伊藤将の141キロの直球を振り抜いた。DeNAファンが陣取る左翼席に運ぶ決勝のグランドスラムは17年以来5年ぶり4本目。「好投手なので腹をくくって、一発で仕留める気持ちで臨んだ。結果を残すことができてよかった」と胸を張った。

 チームとして伊藤将に今季過去4試合対戦して防御率0・82と手を焼いていた中、逆転優勝へまい進する勢いを象徴するような勝利。阪神には9年ぶりの勝ち越しを決め、三浦監督も「みんながつないでくれて、最後はクワ(桑原)が打ってくれた。(先発の)浜口にも勝ちが付いてよかった」と目を細めた。

 《球団記録あと2》DeNAが18年4月7~15日以来4年ぶりの8連勝。9連勝となると、01年7月15日~8月2日以来21年ぶりで、99年(当時横浜)まで5度マークした球団記録の10連勝に王手がかかる。桑原は17年8月4日広島戦以来自身4本目の満塁弾。チームで満塁本塁打による4―0完封は20年8月9日ヤクルト戦(打者倉本)以来5度目だ。

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2022年8月25日のニュース