巨人・大勢が史上4人目の新人30セーブに王手! 8回1失点11Kの戸郷の後を受けて29セーブ目

[ 2022年8月25日 20:55 ]

セ・リーグ   巨人2―1中日 ( 2022年8月25日    東京D )

<巨・中>中日に勝利し捕手・大城とグータッチをかわす大勢 (撮影・白鳥 佳樹)
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 巨人のドラフト1位守護神、大勢(本名:翁田大勢)投手(23=関西国際大)が中日戦(東京D)で今季29セーブ目をマーク。1990年の与田剛(中日)、2015年の山崎康晃(DeNA)、22年の栗林良吏(広島)に続いて史上4人目となる新人30セーブに王手をかけた。

 11三振を奪い、8回1失点と好投した先発右腕・戸郷の後を受け、2―1で迎えた9回に2番手として登板。先頭の後藤を四球でいきなり塁に出したが、続く土田の送りバントが捕手前に転がる併殺打となり、一気に2死走者なしに。代打・三好を二ゴロに打ち取り、試合終了に持ち込んだ。

 大勢の投球内容は1回で打者3人に対して11球を投げ、無安打無失点。奪三振はなく、与えた四球は1つ、直球のMAXは153キロだった。

 大勢は両リーグ単独トップの25セーブをマークしていた7月19日に「特例2022」の対象選手として出場選手登録抹消。翌20日に無症状ながら新型コロナウイルス陽性判定を受けた。選出されていた球宴も辞退。マクガフにリーグ単独トップの座を譲り渡した。8月7日に再登録され、同日のヤクルト戦(神宮)で26セーブ目、10日の中日戦(バンテリンD)では27セーブ目。ブランクを感じさせない投球で順調に積み重ねた。だが、14日の広島戦(東京D)で28セーブ目をマークした後、チームが今季初の6連敗。出番が遠のき、21日の阪神戦(東京D)では5点ビハインドにも関わらず9回に登板していた。

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