巨人・坂本勇人がまた金字塔! セ界遊撃手初の700長打達成 通算412二塁打は単独9位

[ 2022年8月25日 19:07 ]

セ・リーグ   巨人―中日 ( 2022年8月25日    東京D )

<巨・中>4回、中田の犠飛で生還して岡本和とハイタッチする坂本 (撮影・白鳥 佳樹)
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 巨人の坂本勇人内野手(33)が中日戦(東京D)で4回に左中間フェンス直撃の二塁打を放ち、二塁打、三塁打、本塁打を合計した通算700長打を達成した。史上36人目。主に遊撃を守った選手では田中幸雄(日本ハム)に次いで2人目で、セ・リーグでは史上初の快挙となった。

 「2番・遊撃」で先発出場。0―0で迎えた4回、先頭打者として入った第2打席だった。相手先発右腕・高橋宏がカウント1―1から投じた3球目、真ん中付近に入った152キロ直球を捉えると、打球は左中間フェンスを直撃する二塁打となった。

 また、この二塁打で通算412二塁打となり、松井稼頭央(西武)を抜いて歴代単独9位に浮上。球団では単独3位の記録で、王貞治に「あと10」、長嶋茂雄には「あと6」と迫っている。

 坂本は腰痛(仙腸関節炎)が癒えて16日に出場選手登録され、同日のDeNA戦(横浜)で「5番・遊撃」に入って即スタメン出場。17日の同戦から“定位置”である「2番・遊撃」に入った。20日の阪神戦(東京D)では復帰後初めて先発メンバーを外れ、最後まで出番なし。翌21日の同戦ではスタメン復帰したものの4打数無安打に終わり、1軍復帰後の打率が・105(19打数2安打)となった。23日の中日戦(東京D)では8年ぶりとなるスタメン7番も経験。24日の同戦からは2番に戻っていた。

 【通算二塁打ランキング】
(1)立浪 和義(中 日) 487
(2)福本  豊(阪 急) 449
(3)山内 一弘(広 島) 448
(4)金本 知憲(阪 神) 440
(5)稲葉 篤紀(日本ハム)429
(6)王  貞治(巨 人) 422
(7)張本  勲(ロッテ) 420
(8)長嶋 茂雄(巨 人) 418
(9)坂本 勇人(巨 人) 412
(10)松井稼頭央(西 武) 411
(11)榎本 喜八(西 鉄) 409
(11)福留 孝介(中 日) 409
(13)川上 哲治(巨 人) 408
(14)松原  誠(巨 人) 405
※所属は最終、現役は坂本と福留のみ

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