原監督 ウォーカーの補殺に「いいものを見せてもらった」 丸&坂本の打点は「大きな活力」

[ 2022年6月28日 22:01 ]

セ・リーグ   巨人6―2中日 ( 2022年6月28日    山形 )

<巨・中>4回、石橋の打球を処理し、好返球をみせたウォーカーはベンチに引き揚げる際、笑顔を見せる(撮影・河野 光希)
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 巨人は山形で6年ぶりの主催試合となった中日戦に勝って連敗を阻止。4カードぶりにカード初戦で白星を飾り、貯金3とした。

 1―1で迎えた5回に丸が自己最多タイの3戦連発となる16号決勝2ラン。守備に難があるとされた左翼・ウォーカーが2回に続いて4回には本塁へのノーバン送球で相手の勝ち越し機を阻止と2つの補殺を記録すれば、主将の坂本があと少しで本塁打という大きな2点適時打、2番手の桜井が今季初勝利と華々しい白星となった。

 試合後、巨人の原辰徳監督(63)との一問一答は以下の通り。

 ――1点を争う中で結果的に丸の3試合連続ホームランが決勝打に

 「いやいやもう、非常に、拮抗している中でね、まあ、丸に任せたという部分でね、よく、いいバッティングをしてくれました」

 ―キャプテン坂本にももう少しで本塁打という適時打

 「そうですね。やっぱり、丸、(坂本)勇人というのがね、いい場面で打ってくれるというのはチームにとって大きな活力になるしね、結果的にも勝利というものに非常に近づくということですね」

 ――高橋が5回2死で交代になったが、その後粘った

 「桜井があそこ、よくね、3―2というカウントで、よく三振に仕留めたなというところですね」

 ―ウォーカーが序盤に練習の成果も出ているんじゃないかというプレー

 「まあ、今日は、初めて、なんていうんでしょう、補殺というかね、いいものを見せてもらったなという感じがしますね」

 ――6年ぶりの山形での主催ゲームでいい勝利を見せられた

 「苦しい拮抗したゲームではありましたけど、粘りながらね、こういう結果になったというのは非常に山形のジャイアンツファンに対しても良かったなと思います」

 ――がっぷり四つの試合の中で打線がしっかりと中盤突き放した

 「まあ、そうですね。そういうことですね。1対1でずっとこれた、ってところはありますね」

 ――1対1でしのげたという意味でもウォーカーの補殺は大きかった

 「いやいやいや(激しく肯定)、その前も(2回に)ね、あったしね。まあ、(高橋)優貴がゲームをつくっていたといえばいいのか、あるいは周りがね、優貴を盛り立てたというかね。まあ4回、5回、2死を取ってからね、やはり、その詰めをね、勉強するところはあるでしょうね」

 ――1点の重み、流れからして桜井に託したと

 「そうですね。まあ、さっき言った4回の…そういうこと」

 ――8回はこの間のヤクルト戦で一発を浴びた平内を

 「きょうは何か“打てるなら打ってみろ”というようなね、非常に(平内の)いいところが出たと思いますね」

 ――すぐにやはり監督はチャンス、挽回の機会を与える

 「相手を見て戦うということよりもね、我々のチームの戦い方というのをね、やっぱり皆で確立するというところが非常に重要だと思います。まあ、そういうことですね」

 ――2番丸選手も3試合連続本塁打

「ね、いいところでね。いい打球でした」

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