広島・床田 ヤクルトのM灯阻止任せろ「大胆に攻めたい」チームの勝ち頭が立ち向かう

[ 2022年6月28日 04:45 ]

広島・床田
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 ヤクルトのマジック点灯阻止へ、広島・床田が先陣を切る。今回の3連戦で2敗した時点で今季初めて自力優勝の可能性が消滅し、さらにヤクルトに優勝マジックがともる可能性もある。28日は大事な初戦。「どの打順からでも点が取れる。無駄な走者を出さないようにしていきたい」と意気込んだ。

 チームは今季ヤクルトに1勝7敗1分けと苦戦している。その中で唯一の白星を挙げた4月13日(松山)は床田が6回1失点に抑えて自身にも白星がついた一戦だった。

 当時のヤクルトは4位だったものの、現在は貯金24と首位を独走中。前回カードの巨人3連戦では計9発32得点と強力打線がさらに勢いづいており、「巨人3連戦もあれだけ打っていたし、無駄な四球とかが点に絡むと大量失点になる。ソロはオッケーぐらいのつもりで大胆に攻めていきたい。何とか先頭打者を打ち取れるようにしたいです」と警戒心を最大限に高めた。

 前回対戦した17日からのヤクルト3連戦は、大瀬良、森下、九里の「先発3本柱」が打ち込まれて計25失点で3連敗する屈辱を味わった。今回は19年の自己最多に並ぶ7勝を挙げてチームの勝ち頭となっている床田が立ち向かう。「チームが勝てればいい。その中で自分に勝ちがつくのが一番いいけど、まずは何とか負けないように。チームは5連勝して、またマツダから試合が始まる。その流れに乗って、何とかいい投球をしたいです」。好調なのは相手打線だけではない。床田の勢いも、そう簡単には止められない。(河合 洋介)

 ▽床田の4・13ヤクルト戦 3回までは1安打投球。中盤以降はピンチの連続も4回2死一、二塁は青木を三ゴロ、5回1死一、二塁は代打・内山壮を投ゴロ併殺に仕留めて切り抜けた。4―0の6回に浜田のソロを許し、この回限りで交代。7回以降は救援陣が無失点でつなぎ、5―1で勝利した。

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