西武・山川 18号も“不敗神話”ついに崩壊…守備の乱れから黒星に名手・辻監督苦言

[ 2022年6月6日 05:30 ]

交流戦   西武3―5ヤクルト ( 2022年6月5日    神宮 )

<ヤ・西>4回、同点ソロを放つ山川(撮影・尾崎 有希)
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 西武は開幕から続いていた山川が一発を放った試合の「不敗神話」が14で止まった。2―3の4回に高梨のフォークを左翼に運び5試合ぶりの18号ソロ。一時同点に追いつき「打てて良かった」と喜ぶも競り負けた。

 敗戦の一因は守備の乱れだ。同点の6回に左翼のオグレディが先頭・オスナの左翼線寄りの打球を処理する際にファンブル。二塁まで進塁され、その後の勝ち越し点につながった。現役時代は内野守備の名手だった辻監督は「野球の常。少し軽率で、慎重さが足りなかった」と指摘した。

 今季3度目の5連敗で借金は同最多タイの4。それでも辻監督は「エンゼルスは何連敗している?全力で戦う」と大谷が所属する10連敗中のエ軍を引き合いに出して気持ちを切り替えていた。(神田 佑)

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2022年6月6日のニュース