広島・大瀬良 熱投135球8回1/3を1失点で3勝目 エースがチームの連敗4で止めた!

[ 2022年4月22日 21:33 ]

セ・リーグ   広島6ー1DeNA ( 2022年4月22日    マツダ )

<広・D>先発の大瀬良 (撮影・奥 調)
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 広島・小園が打順降格に発奮した。初回に3点を先制して、なおも2死一、三塁。2ストライクからピープルズのカットボールを中前適時打とし、一塁ベース上で安どの笑みを浮かべた。

 「食らいついていきました。みんなのいい流れに乗って打つことができました」

 開幕から22試合連続で3番として先発を続けていたが、この日は「8番・遊撃」に変わった。試合前打率・169と不振から抜け出せずに首脳陣が打順降格を決断。19日からの巨人3連戦で12打数1安打に終わっても、佐々岡監督が「本人も苦しいでしょうけど、まだまだ始まったばかり。乗り越えていかないといけない」と言及していた中、4連敗の負の流れを変える一手が必要な状況だった。首脳陣は小園を先発から外すことなく下位に変更して復調を促すと、本人も意地の適時打で応えた。

 6回、1点追加後の2死満塁では押し出し四球で6点目。小園は2安打2打点、17日の中日戦以来のマルチ安打だった。

 援護を受けた先発の大瀬良は今季初の中5日のマウンドだったが力投を見せた。4―0の6回1死満塁では、ソトをシュートで投ゴロ併殺に仕留めて切り抜けた。7回、先頭の大和に二塁打されるも後続を3人で斬って得点を与えなかった。完封目前の9回、先頭の牧にフェンス直撃の三塁打、ソトの適時打で1点を失い1死を奪ったところで降板。完投は逃したが今季3勝目。8回1/3を135球8安打1失点の熱投だった。

 広島は投打がかみ合いDeNAに快勝。連敗を4で止めた。

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