ロッテ2連勝!レアードが9回決勝打 ロメロ、西野、益田の完封リレーで“メモリアル白星”飾る

[ 2022年4月12日 21:59 ]

パ・リーグ   ロッテ3―0ソフトバンク ( 2022年4月12日    長崎 )

<ソ・ロ>600試合登板を達成し勝利のタッチを交わす益田(中央奥)と決勝打を放ったレアード(左端奥)(撮影・岡田 丈靖)
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 ロッテは12日のソフトバンク戦(長崎)に3―0で勝利し2連勝。0―0のまま迎えた9回、相手のミスからチャンスを広げ1死三塁とすると、レアードが決勝点となる先制の左前適時打。投げては守護神・益田直也投手(32)が1回1安打無失点で締め3セーブ目。史上42人目の600試合登板を達成し、ロッテでは村田兆治以来、2人目の快挙を飾った。

 先発のロメロは初回、先頭の真砂にいきなり安打を浴びるも続く今宮をニゴロ併殺打に打ち取るなど無失点。5回には味方の失策などで1死一、二塁となるもガルビスを三ゴロ併殺打に封じ、マウンド上で雄叫び。7回まで許した安打は3本のみの無失点という素晴らしい投球を見せたが、打線の援護なく2勝目はお預けとなった。

 0―0のまま迎えた8回、2番手の西野がガルビスに一瞬ヒヤッとする大飛球を打たれるも、ボールはわずかに右翼ポールの右へとそれファウル。無事3者凡退に抑えると、9回にチャンス到来。先頭・藤原の右方向への打球を一塁手・松田が痛恨のトンネル。打った藤原は二塁まで進塁すると、中村奨がきっちり犠打を決め1死三塁。ここで4番・レアードが会心の左前適時打を放ち待望の先制点。さらに相手“守護神”森を攻め2死一、二塁とすると山口が左中間を破る走者一掃の2点適時二塁打を放ち3―0とリードを広げた。

 9回は益田が味方の失策もあり無死一、二塁とピンチを背負うも後続を封じ今季3セーブ目をマーク。村田兆治の球団史上最多通算604試合登板まであと4に迫った。また、2番手の西野は約3年ぶりの白星がついた。

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