中日・阿部 7試合連続打点も大野雄にはざんげ「本当は初回から点を取って楽に投げさせてあげたい」

[ 2022年4月12日 22:09 ]

セ・リーグ   中日2-1阪神 ( 2022年4月12日    バンテリンD )

<中・神>8回、同点打を放ってベンチに戻り、ナインとハイタッチをかわす阿部。手前は立浪監督(撮影・北條 貴史)
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 中日の阿部寿樹内野手(32)が、12日の阪神戦でまたも仕事を果たした。

 1点差を追う8回だった。2番手・湯浅からビシエドが左翼線へ二塁打を放ち、好機を演出すると、阿部が低めのフォークをうまくさばき、中前への同点適時打。二塁からビシエドが激走して同点のホームを踏み、石川昂の決勝打げとつなげた。

 阿部は8回の一打に「落ちてくれたんでよかったです。大野さんが頑張っていて、投手陣が頑張ってくれていたので、本当に1点取れてよかったです」とお立ち台でニッコリと笑った。

 これで7試合連続打点。「結果的に7試合連続になってくれてよかったなと思っています」とはにかんだが、「本当は初回から点を取って、投手陣に楽に投げさせてあげたいと思っているんですが、なかなか難しい。勝つ事が一番かなと思います」と、好投していた大野雄に白星が付けられなかったことを、少しだけざんげした。

 それでも「逆転の竜」と呼ばれるほど、今季は粘り強い。これで貯金1。立浪監督政権下で初の貯金生活となり、「もっと貯金できるように頑張ります」と阿部は約束していた。

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