巨人・原監督 2戦連発の丸にご機嫌「すごくいいと思います。勝負強いしね」

[ 2022年4月12日 22:01 ]

セ・リーグ   巨人10―4DeNA ( 2022年4月12日    那覇 )

<巨・D>勝利し、スタンドに向かって手を振っていた原監督は獅子舞とぶつかり驚く(撮影・島崎忠彦)
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 巨人がともに今季最多となる15安打10得点、今季初の先発全員安打でDeNAに圧勝。連敗を阻止して貯金を再び6とした。巨人が沖縄で公式戦を行うのは2014年7月9日のDeNA戦以来8年ぶり、主催試合は初めてだったが、沖縄での公式戦初勝利をド派手に飾った。

 この日は2020年9月18日のDeNA戦(横浜)から球団歴代4位となる204試合連続でスタメン4番を務めてきた岡本和が体調不良によりベンチ外。19年7月31日の広島戦(東京D)以来986日ぶりにスタメン4番に入った主将の坂本が2安打を放って通算2133安打とし、阿部慎之助を抜いて球団歴代単独4位に躍り出るなど打線が久々に爆発した。

 試合後、代役4番は坂本しかいなかった?と聞かれた巨人の原辰徳監督(63)は「いやいや、けっこういますよ?うちは」と笑顔。「いますけど、まあ、今日は勇人にお願いしたということですね」と説明し「われわれ第2、第3のふるさとですからね。そういう意味では公式戦がね、こういう形でできたというのは那覇市民に、沖縄県民の皆さんにいい意味で感謝の気持ちというかね、そういうものが伝えられた今日の公式戦だったと思いますね」と快勝を喜んだ。

 また、「まあ、丸の2ランも大きかったし、そのあとのタイムリーも、戸郷も。あのイニングはやっぱ大きかったでしょうな」と一挙4点を入れて勝ち越した3回の攻撃を振り返り、5番に昇格してから今季初の2戦連発となった丸の打撃については「すごくいいと思います。勝負強いしね」と一言。オープン戦では低調だったところから開幕後はしっかり状態を上げてきた、と聞かれると「オープン戦のこと今聞くの?」と笑顔。そこからきっちり上げてきたなという印象だと重ねられると「そうですね、オープン戦は余計だよ」と終始笑顔でご機嫌だった。

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