広島・大瀬良　“新発見”チェンジアップに手応え　4年連続開幕へ貫禄4回1失点

オープン戦   広島1-2西武 （ 2022年3月5日    マツダ ）

＜オープン戦　広・西＞4回を1失点に抑え持丸（左）とベンチに戻る大瀬良　（撮影・奥　調）
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　広島の開幕投手を4年連続で務める大瀬良が貫禄の4回2安打1失点だった。「モッチーに勉強させられた。“ありがとう”って」と振り返った育成捕手の持丸との初バッテリーで得た新発見と、決め球になり得る変化球に手応えをつかんだ。

　初回2死から森を空振り三振。首を横に振って試したチェンジアップだった。「直球に近い回転で（球が）来ない。有効になるのでは」。2回も3者連続三振に斬り、外角直球を見逃した外崎とブランドンの反応には持丸のリードを称えた。

　「打者には曲がり球の意識があると思う。そこで真っすぐのサイン。ファウルになるんじゃないかと思ったけど、間違いなく待っていない反応だった」

　4回は先頭への四球から失点し「四球は情けない。調整する」と反省も忘れないエースに、佐々岡監督は、「順調」と目を細めた。