「もっとセンターに」 広島ドラ6・末包、誠也助言で実戦初安打「めちゃくちゃ、うれしかった」

[ 2022年2月20日 05:30 ]

練習試合   広島2-1巨人 ( 2022年2月19日    沖縄・那覇 )

<練習試合 巨・広>8回1死、末包は左前打を放つ(撮影・坂田 高浩)
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 広島ドラフト6位の末包(大阪ガス)が待望の「H」ランプをともした。巨人との練習試合に4番・左翼で先発出場。4回に左腕・山田の低め直球を捉えて今春実戦初安打となる左前打を放つと、8回にも鍬原の高め直球を左前へ運んだ。

 「徐々に投手の球に慣れてきた。やろうとしていることが少しずつできている」

 誠也効果だった。キャンプ休日の18日、宇草を通して鈴木から電話があった。メジャー移籍を目指す前主砲は、末包の打撃を映像でチェックしており、内角の打ち方や左腕投手の構え方など多くの助言を受けたという。

 「“左翼へ本塁打を打っても意味ない。もっとセンターに”と。めちゃくちゃ、うれしかった。どんどん自分の中に取り込みたい」

 憧れの強打者からの金言に末包は感激しきり。開幕1軍入りにつなげるつもりだ。

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2022年2月20日のニュース