槙原寛己さん「そろそろ完全試合、見たい」と自身以来28年ぶりに期待 可能性高いと思う3投手とは

[ 2022年2月20日 20:22 ]

1994年5月18日の広島戦で完全試合を達成した巨人・槙原
Photo By スポニチ

 元巨人投手でスポニチ本紙評論家の槙原寛己さん(58)が20日、TBSラジオ「日本生命presents石橋貴明のGATE7」(日曜前7・00)に出演。旧知の間柄で、パーソナリティーを務めるお笑いコンビ「とんねるず」の石橋貴明(60)と野球談議に花を咲かせる中、「そろそろ完全試合、見たいですね」と自身以来28年ぶりとなる完全試合達成について語る場面があった。

 この日は巨人・長嶋茂雄終身名誉監督(86)の誕生日当日とあって「祝86歳!ミスター長嶋茂雄伝説」をテーマに2人でミスターについて深掘り。その最後に「今年のプロ野球にマキが期待することはなんですか?」と石橋に聞かれた時だった。

 槙原さんは「そろそろ完全試合、見たいですね」と自身が巨人時代の1994年5月18日に広島戦(福岡D)で“平成唯一の完全試合”を達成して以来出ていない偉業について触れた。昨季はオリックスの山本由伸投手(23)が6月11日の広島戦(京セラD)で8回先頭の鈴木誠也に安打されるまで完全投球を見せるなど“惜しい”試合もあったが「僕のところ、いつもかかってくるんですよ。7回、8回あたりになると『やってますよ!』って」とその度に関係者から連絡が入ると告白。山本の時にはYouTube撮影中だったが「YouTubeどころじゃなくなってますからね、頭の中は」と当時の状態を明かし「ああ、やるんだな…って思って。彼は可能性、充分にある。(あとは)千賀とかね、菅野。そういう選手たちがまた僕をドキドキ…ちょっとうれしさもあり、悲しさもありみたいなところもあるんでね。見たいですね、そろそろ」と続けた。

 自身が達成した時には“心臓バクバク”も全くなかったといい、6回あたりから「できると思った」という槙原さん。「だからそのメンタルがずっとあれば僕ももっと勝ってるピッチャーなんですけど。いつも打たれるだろうなー、打たれるだろうなーと思って投げてるから。あの時だけ!強気だったんですよねぇ…」としみじみと話して石橋を笑わせていた。

続きを表示

2022年2月20日のニュース