オリックス・吉田正　「高橋撃ち」で不名誉記録を阻止だ　「接戦になると思うので投手陣を援護できたら」

＜オリックスキャンプ＞この日もブルペン入りし、投手の生きた球を見つめる吉田正尚（撮影・井垣　忠夫）
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　「高橋撃ち」で不名誉記録を阻止する。オリックス・吉田正が、西武の開幕投手を務める高橋を攻略し、鬼門突破へ意欲を示した。

　「（開幕戦は）去年も負けていますし、接戦になると思うので投手陣を援護できたら」

　昨季開幕戦は右腕を攻略できず、12年からリーグワースト10連敗に沈んだ。だが、主砲は好相性。通算打率.552、4本塁打で、昨季も開幕戦で高橋から本塁打を放つなど2安打を記録した。敗れればプロ野球ワースト11連敗（91～01年阪神）に並ぶ危機だけに、打棒に期待がかかる。

　昨年末に両足首を手術した影響を考慮しながら、着実に練習強度を上げている。「（開幕から）守備につくことも含めて。コロナもそうですし、しっかりコンディションを整えたい」。リーグ連覇へ、頼れる主砲が号砲を鳴らす。　（湯澤　涼）