駅員からプロ入りへ!日本ハム3位指名の水野達稀 他界した祖父への“恩返し”誓う

[ 2021年10月11日 21:08 ]

7月の社会人野球日本選手権、三菱重工West戦の9回無死、サヨナラ本塁打を放ち歓喜のガッツポーズを決めるJR四国・水野
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 プロ野球ドラフト候補たちの知られざるエピソードを紹介するTBS「速報ドラフト会議 THE運命の1日」(後7・00)が11日に放送され、日本ハムからドラフト3位で指名された水野達稀内野手(21=JR四国)が駅員からプロを目指す選手として紹介された。

 水野は社会人野球屈指のパワーヒッターながら、守備力でも魅せる遊撃手として注目されていた。高校時代は3年夏の甲子園に、1番として出場。昨年の都市対抗は、補強選手としてベスト8に貢献。今年の日本選手権では1回戦でサヨナラ弾を放った。

 さらに野球選手としてだけでなくJR四国で働く駅員さんとしても活躍。現在はみどりの窓口で業務をこなしているという。

 そんな水野が“恩返し”を誓ったのが6年前に他界した祖父。「何をやるにも応援してくれたし、プロに行って欲しいと何回も言われた。野球を始めるきっかけをくれた人なのでプロで活躍する姿を見せたい」とプロの世界へ意気込んでいた。

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2021年10月11日のニュース