ロッテ、市和歌山の松川虎生を単独1位指名 盟友・小園の女房役を6年間務めた強打の捕手

[ 2021年10月11日 17:19 ]

市和歌山・松川虎生       
Photo By スポニチ

 プロ野球のドラフト会議は11日に東京都内で開催され、ロッテが1位で市和歌山の松川虎生(こう)捕手(17)を単独指名。交渉権を獲得した。

 中学から6年間、バッテリーを組んだ小園を支えたリード面に加えて、高校通算43本塁打のパワーあふれる打撃も魅力だ。プロ入りを見据え、「木製バットでどれだけコツをつかんで遠くに飛ばせるかだったり、そのための下半身強化だったりを、磨いてやってきた」と口にする。

 名前の「虎生」は阪神がリーグ優勝した03年に生まれたことに由来し、阪神ファンの祖父が付けた。自身は特定の球団のファンではないが、阪神・梅野は普段から参考にしている選手の一人。「ストッピング、キャッチングを見て学ぶことがたくさんある」と明かす。

 盟友の小園については「プロでは対戦してみたい。(ストレートに)負けないように打ちたい。まだまだ(球速なども)伸びると思うけど、打つ自信はあります」と力強く語っている。

 ◇松川 虎生(まつかわ・こう)2003年(平15)10月20日生まれ、大阪府阪南市出身の17歳。東鳥取小1年から野球を始める。中学時代は貝塚ヤングで捕手としてプレーし3年夏に全国大会優勝。市和歌山では1年春から三塁手でベンチ入りし同秋から正捕手。1メートル78、98キロ。右投げ右打ち。

続きを表示

2021年10月11日のニュース