市和歌山・小園&松川 同じ高校からバッテリーでドラフト1位指名は史上初!

[ 2021年10月11日 18:00 ]

プロ野球ドラフト会議 ( 2021年10月11日 )

DeNAから1位指名を受けた小園健太(左)とロッテから1位指名を受けた松川虎生(右) (撮影・後藤 大輝)
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 プロ野球のドラフト会議は11日に東京都内で開催され、市和歌山の小園健太投手(18)が阪神とDeNAの競合の末にDeNAが交渉権を獲得、ロッテは1位で同校の松川虎生(こう)捕手(17)を単独指名した。

 同じ高校から、バッテリーで同時にドラフト1位指名されるのは初めて。市和歌山にとって、ドラフト1位指名は67年に野上俊夫が阪神に指名されて以来。

 2人は中学から6年間、バッテリーを組んだ仲。小園は「世代No・1投手」との呼び声も高く、最速152キロのストレートはもちろんだが、スライダーやカットボール、ツーシームなどの変化球も絶品だ。松川は小園を支えたリード面に加えて、高校通算43本塁打のパワーあふれる打撃も魅力。今春は選抜に出場。今夏は和歌山大会決勝で智弁和歌山に敗れたが、2人そろってうれしいドラフト1位指名となった。

 ◇小園 健太(こぞの・けんた)2003年(平15)4月9日生まれ、大阪府貝塚市出身の18歳。中央小1年から「R.I.C.A.」で野球を始める。中学時代は貝塚ヤングでプレーして、エースだった3年夏に全国大会優勝。市和歌山では1年春からベンチ入りして2年秋からエース。今春の選抜に出場。最速152キロ。1メートル85、90キロ。右投げ右打ち。

 ◇松川 虎生(まつかわ・こう)2003年(平15)10月20日生まれ、大阪府阪南市出身の17歳。東鳥取小1年から野球を始める。中学時代は貝塚ヤングで捕手としてプレーし3年夏に全国大会優勝。市和歌山では1年春から三塁手でベンチ入りし同秋から正捕手。1メートル78、98キロ。右投げ右打ち。

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