ヤクルト、明大・丸山和郁を2位指名 明大選手12年連続ドラフト指名、史上最長記録伸ばす

[ 2021年10月11日 18:12 ]

プロ野球ドラフト会議 ( 2021年10月11日 )

明大の丸山和郁外野手
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 プロ野球のドラフト会議は11日に東京都内で開催され、ヤクルトが2位で明大・丸山和郁外野手(22)を指名。交渉権を獲得した。

 明大は、10年荒木郁也(阪神5位)から昨年のDeNA1位の入江まで11年連続で指名を受けており、同一チームでは08~16年早大の9年を抜く最長指名となっており、今回も指名を受け史上最長記録を12に伸ばした。

 前橋育英(群馬)時代は投手兼外野手で春夏通算3度の甲子園出場。U18代表入りを果たした。明大では1年秋に神宮デビュー。走攻守三拍子そろった実力派は昨年12月、主将に就任。今年4月の東大戦では毎回の19安打を放ち、1991年春の法大以来、リーグ史上30年ぶり3度目となる「毎回得点」をマーク。記録的勝利を挙げるなどチームをけん引している。

 9月12日のオープン戦で左足太ももを肉離れしたが、25日の秋季リーグ戦に志願の出場。野球に懸ける思いは誰よりも強い男がプロの舞台に挑む。

 ◆丸山 和郁(まるやま・かずや)1999年(平11)7月18日生まれ、群馬県出身の22歳。倉渕中では軟式野球部に所属。前橋育英では二刀流で春夏通算3度の甲子園出場。1メートル74、77キロ。右投げ右打ち。

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2021年10月11日のニュース