オリックス 5年目の山崎颯 6回途中2失点でプロ初勝利! 苦労して勝ち取った1勝「とにかく嬉しい」

[ 2021年9月29日 21:53 ]

パ・リーグ   オリックス15-2ロッテ ( 2021年9月29日    ZOZOマリン )

<ロ・オ21> プロ初勝利を挙げウイニングボールを手に笑顔の山崎颯 (撮影・光山 貴大)
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 オリックスは打線が21安打15得点と爆発して2連勝。ロッテの優勝マジック点灯を阻止して首位と1ゲーム差に迫った。投げては、先発の山崎颯が6回途中2失点の粘り強い投球で悲願のプロ初勝利を飾った。

 初のヒーローインタビューを受けた山崎颯は「今の気持ちは試合よりも緊張しています」と笑顔を見せた。この日の投球を振り返り「自分は(緊張で)あがっちゃうので、いつもと変わらずいきました。序盤に2点を取られて苦しい展開だったんですが、野手の皆さんのおかげで楽に投げることが出来ました」と感謝した。

 2016年ドラフト6位でオリックス入団。その後、右ひじの怪我などもあって1度は育成契約になったが20年12月に支配下登録へと返り咲きを果たし、プロ5年目で悲願の初勝利となり「とにかく嬉しいです。でもまだ1勝なのでこれからもっと勝てるように頑張ります」と満足せず、今後へ意気込みを口にした。

 初勝利のボールは家族に送ることを明かした山崎颯は「ベンチからもオリックスファンの皆さんにも信頼されるピッチャーになれるように頑張ります」と、スタンドのファンに向かって約束していた。

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