巨人・高橋 リーグ単独トップ12勝目ならず 5回3失点も自責1 小林パスボールで先制許す

[ 2021年9月29日 19:33 ]

セ・リーグ   巨人―中日 ( 2021年9月29日    バンテリンD )

<中・巨>5回無死、一、二塁、木下拓にタイムリーを浴びた高橋。左は松葉 (撮影・森沢裕)
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 巨人の3年目左腕・高橋優貴投手(24)が中日戦(バンテリンD)に先発登板。5回4安打3失点(自責1)で降板し、リーグ単独トップとなる今季12勝目はならなかった。

 3回まで無安打1四球に抑えていた高橋だったが、0―0のまま迎えた4回、先頭・京田の二塁打と犠打で1死三塁のピンチを招くと、大島への4球目に投げた外角低め直球を小林が捕逸。まさかの形で先制点を失った。

 すると、5回には福留、高橋周に連打された無死一、二塁から木下拓の3連打目となる左前適時打で失点し、さらにウィーラーの本塁悪送球も重なってなおも無死二、三塁。続く19歳・岡林にプロ初打点となる右犠飛を許して3点目を失い、この回を投げ切って降板した。

 高橋の投球内容は5回で打者19人に対して65球を投げ、4安打3失点(自責1)。1三振を奪い、与えた四球は1つだった。

 高橋は前回登板した23日の広島戦(マツダ)で打線の援護にも恵まれて6回3安打無失点と好投し、8月29日の中日戦(バンテリンD)以来25日ぶりとなるリーグ単独トップの今季11勝目(5敗)を挙げ、自身の連敗を2で止めていた。

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