早大・山下にアクシデント マウンドで肩押さえ…わずか5球で交代 病院で肉離れと診断

[ 2021年9月20日 16:37 ]

東京六大学野球秋季リーグ戦第1週最終日 2回戦   立大5―2早大 ( 2021年9月20日    神宮 )

<立大・早大>右肩付近を押さえる山下(左)を心配そうに見つめる早大・岩本(撮影・河野 光希)
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 20日に神宮球場で行われた東京六大学野球の早大―立大2回戦の8回に登板した早大・山下拓馬投手(4年=早大本庄)が5球目を投げたところで右肩を押さえ、痛みに顔をゆがめながらベンチに下がった。

 試合後、小宮山悟監督は「多分脱臼。今季は無理だと思う」と説明した。その後病院で検査を受けた結果、脱臼ではなく右肩の肉離れで、肩関節を上下、前後にぶれないように支える関節唇には損傷はなかった。ただ全治には時間がかかり、今季の登板は厳しそうだ。山下投手は春のリーグ戦で右膝を痛め、夏はリハビリに努めていた。「どうしてもリーグ戦に投げたい」(小宮山監督)と急ピッチで仕上げ、この日の登板となった。

 同投手は140キロ台の重い速球を武器に抑え役として活躍。ドラフト候補にも挙がっていたが、球種の少なさもあってプロ志望届けは提出せず社会人野球に進む予定になっている。

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