楽天・マー君 逆転を許し5回降板 今季ワーストタイ8安打ワースト5失点 7月13日以来の勝利ならず

[ 2021年9月20日 14:56 ]

<楽・ソ19>楽天先発・田中将(撮影・尾崎 有希)
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 楽天・田中将大投手(32)が20日のソフトバンク戦で今季18度目の先発登板。5回を投げて8安打5失点と逆転を許して降板。7月13日以来ソフトバンク戦以来の今季5勝目はならなかった。

 初回は3者凡退、2回は1死から安打、2死から四球を許したものの後続を断った。味方が3点を先制して迎えた3回も3者凡退。4回は1死から柳田に中前打、続くデスパイネには左中間席へ4号2ランを浴びた。さらに安打を許したが、後続を断った。5回は2死から川瀬に左前打、栗原には右翼席への逆転の15号2ランを浴びた。なおも安打と四球で2死一、二塁とすると、牧原大には左前適時打を許し、さらに1点を失った。結局今季最短タイとなる5回、85球でマウンドを降りた。8安打は今季ワーストタイ、5失点は今季ワーストとなった。

 この日はソフトバンク先発・和田とのメジャー経験投手対決が実現。2人の投げ合いは07年5月2日以来2度目。前回は7回2失点の田中将が、7回4失点の和田に投げ勝っていたが、14年ぶりの再戦では和田も4回3失点で降板した。

 前回登板の10日ロッテ戦は8回、120球を投げて4安打2失点、7三振1四球の好投をみせたが、勝敗はつかず。ロッテ先発・佐々木朗も8回2失点と互いに譲らない熱投だった。チームは2-3でサヨナラ負けを喫していた。

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