巨人移籍の中田翔　会見で謝罪「野球を一からやりたいという気持ち」

入団会見を行った中田翔　（撮影・森沢裕）
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　――巨人から声を掛けられた時の心境は。

　「正直、複雑な思いと、ありがたい気持ちとその時は入り交じって…。初めは何も考えられなかったですけど、今は本当に感謝しかないというか、本当にありがたいと思っています」

　――巨人のイメージは。

　「素晴らしい選手がたくさんいるのは分かってますし、今も優勝争いをしているチームなので。本当に凄いチームだなと思っています」

　――家族からはどんな言葉を掛けられたか。

　「今回やってしまったことはしっかり反省しないといけないという話をした。家族からは“支えていくことしかできない”という声を掛けてもらって、嫌な思いをさせてしまい、本当に申し訳なかったです」

　――野球への思いが変わった部分は。

　「こういう形で野球から離れるのは初めてのことだったので、初めの1週間は、野球のことを考えられる状況じゃなかったんですけど…。野球を一からやりたいという気持ちは強かった」

　――野球に取り組む前向きな気持ちは。

　「どう考えても野球は好きなので。一からつくり直して、しっかりやっていきたいと思っています」

　――北海道のファンへメッセージは。

　「今回の件でファンの皆さんに迷惑を掛けてしまった。今はそこに対して凄く申し訳ない気持ちと、ファンの皆さんを裏切ってしまったということが凄く後悔もしていますし、本当に申し訳ない気持ちです」