巨人・戸郷 中5日で先発も今季5敗目 6回2安打1失点好投も打線の援護なし…7回途中で降板、3失点

[ 2021年8月21日 17:18 ]

セ・リーグ   巨人2―7DeNA ( 2021年8月21日    東京D )

<巨・D>力投する戸郷 (撮影・森沢裕)
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 巨人の3年目右腕・戸郷翔征投手(21)がDeNA戦(東京D)に中5日で先発登板。7回途中4安打3失点で今季5敗目を喫した。

 戸郷は後半戦初登板となった15日の中日戦(東京D)で4回まで完全投球を見せながら5回に初安打を許すと連打で失点、さらに3連続四死球と乱れて2失点で降板。勝利投手の権利まで「あと2人」でリーグトップタイとなる今季9勝目を逃した。それから中5日での登板となったこの日は初回、全てフライで3者凡退に抑えて順調な滑り出しを見せた。

 2回には、前日の守備中に負傷したオースティンに代わって4番に入ったソトに内角直球を左翼スタンド中段に運ばれる16号ソロとされ、1点先制を許した。だが、打たれた安打はこの一発だけで5回を投げ切り、6回には先頭の相手先発投手・ロメロに中前打を許したものの後続を断ち切って6回2安打1失点好投で打線の援護を待った。

 すると、その裏、1死から主砲の岡本和が死球で出塁。中島が右前打で一、二塁とチャンスを広げると、亀井がこの試合3安打目となる中前適時打を放って追いついた。だが、直後の7回に先頭・ソトを四球で歩かせると、宮崎に左前打されて無死一、二塁。この回から出場した捕手・小林のけん制で二走・ソトを刺して1死一塁となったが、続く関根に右翼線二塁打されて二、三塁とされると、柴田を2ストライクと追い込んだところでベンチの原監督が左腕・大江へのスイッチをコール。大江が初球を柴田に中犠飛とされて勝ち越されると、山本に四球を与えて降板。3番手右腕・鍵谷が最初に打席へ迎えた代打・牧に3ランを浴び、戸郷の失点は3となった。

 戸郷の投球内容は6回1/3で打者24人に対して102球を投げ、4安打3失点。5三振を奪い、与えた四死球は2つだった。

 ▼戸郷 (7回)追いついてもらった次の回です。全体的にいいピッチングはできたと思うので反省点を洗い出して次に向けて頑張ります。

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2021年8月21日のニュース