雄星、今季最短KO 2回2/3を7失点 3本塁打浴びる

[ 2021年8月21日 11:01 ]

ア・リーグ   アストロズ―マリナーズ ( 2021年8月20日    ヒューストン )

アストロズ戦に先発したマリナーズの菊池雄星(AP)
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 マリナーズの菊池雄星投手(30)が20日(日本時間21日)、ヒューストンでのアストロズ戦で今季23度目の先発登板。右腕マクラーズとの投げ合いだったが、2回2/3で3本塁打を含む7安打3四球7失点と散々な内容で、今季最短KOとなった。

 初回からつかまった。先頭のアルテューベに四球、1死後3番コレアに1―1から95マイル(約152・9キロ)の内角高め直球を右中間三塁打、続く4番アルバレスの一ゴロでコレアも生還し、初回に2点を失った。

 2回も四球のあと8番マイアーズに1―2から83マイル(約133・5キロ)の内角スライダーを左越えに2点本塁打。3回はコレアに左前打のあと、アルバレスに初球80マイル(約128・7キロ)の真ん中スライダーを中越えに2点本塁打。5番グリエルにも81マイル(約130・3キロ)低めのスライダーを左越えソロ本塁打と連続で被弾した。その回2死は取ったものの、二塁打、四球などで立ち直る兆しは見られず、72球で回の途中に降板となった。

 菊池の防御率は4・22。菊池は今季最初の18試合でクオリティースタートが12試合(QS率66・7%)と抜群の安定感だったが、過去5試合ではわずか1試合となっている。

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2021年8月21日のニュース