智弁学園 完封リレーで横浜を圧倒! 伝統校対決を制してベスト16へ

[ 2021年8月21日 17:45 ]

第103回全国高校野球選手権 2回戦   智弁学園5-0横浜 ( 2021年8月21日    甲子園 )

<智弁学園・横浜>3回、無失点で抑え笑顔でナインに声をかけながらベンチに戻る智弁学園・西村(撮影・亀井 直樹)
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 第103回全国高校野球選手権大会の第8日は21日、甲子園球場で2回戦が行われ、智弁学園(奈良)が横浜(神奈川)を5-0で下し、3回戦進出を決めた。

 序盤は両先発の好投が続いたが、4回に智弁学園が均衡を破った。1死満塁から1番・前川がセンターオーバーの適時打を放ち、2点を先制。2死満塁からは4番・山下が押し出し四球を選んで、1点を加えた。さらに6回、無死一塁から1番・前川がこの日3安打目となるバックスクリーンへの豪快な2ランを放ち、リードを5点に広げた。

 投げてはエース左腕の西村が8回を7安打無失点。130キロ台後半のストレートを軸にカーブとフォークをまじえ、横浜打線に決定打を許さなかった。9回は小畠が締めて、準々決勝で敗れた選抜に続いてのベスト16が決定。もちろん、目標はもっと先にある。勢いに乗って日本一へと突き進む。

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