30歳「人見知り」阪神・岩崎 ド緊張の侍ジャパン強化合宿で救われた“ルーキーからの誘い”

[ 2021年8月17日 07:00 ]

<侍ジャパン強化合宿>投手陣の輪の中で笑顔を見せる岩崎(左端)(撮影・篠原岳夫)
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 【記者フリートーク】侍ジャパンへの合流前に阪神・岩崎が唯一、不安に挙げていたのが「人見知り」の性格だった。「本当に知り合いが1人もいない…」。実際「(他球団の選手と顔合わせした)仙台の強化合宿が一番緊張しました」と明かした。

 “救世主”は広島のルーキーだった。「ヤギ(青柳)がいるのでキャッチボールも2人でやるのが暗黙の感じでしたけど、初日に栗林が声をかけてきて。向こうも(同僚の)森下がいたんですけど“せっかくだから他球団の選手とやりたい”ということで。それはもううれしかったです」

 大会期間中もロッカーが近かった坂本と会話した。隣で「あ~緊張する」とつぶやく巨人のリーダーの姿が新鮮だった。「いろんな選手のいろんな気持ち、調整の仕方を知れたのは良かった。栗林も、えげつない投手になると思いますよ」

 積極的に口にすることはなくても、初の国際舞台は30歳にとって刺激的な日々だった。(阪神担当・遠藤 礼)

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