滑るマウンド、すっぽ抜けるバット、水たまりに球止まって内野安打…雨の甲子園に心配の声

[ 2021年8月17日 10:35 ]

<大阪桐蔭・東海大菅生>8回1死、激しい降雨のため、一時中断を決め、両軍ナインをベンチに戻るよう促す審判団(撮影・坂田 高浩)
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 第103回全国高校野球選手権大会の第5日は17日、甲子園球場で1回戦が行われ、第1試合は3年ぶり出場の大阪桐蔭(大阪)が4年ぶり出場の東海大菅生(西東京)に8回途中、降雨コールドで7-4で勝ち、初戦を突破した。

 試合途中から降り出した雨は時間の経過とともに激しさを増した。8回には東海大菅生の7番・本田のショートへのゴロが、水たまりで止まって内野安打になる“珍事”も発生。ABCの中継を担当した佐藤修平アナウンサー(25)が「初めて見るようなシーンでした」と驚けば、解説を務めた群馬県立中央中等教育学校の松本稔監督も「野球にならない感じですね」と選手に同情した。試合は直後の10時6分に中断となり、そのまま再開することなく10時38分にコールドとなった。

 ネット上でも「選手が可哀想過ぎる気がする。負けた方は高校野球最後の試合だし」「日程が厳しいとはいえ、さすがに…」「雨に打たれ続けた選手や大会関係者の方々、風邪に気をつけてください」など、選手を心配する声が相次いだ。

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