西武・若林 3安打マークも絶好機で悔しい3三振 辻監督「もっとしつこくできる打者にならないと」

[ 2021年5月19日 22:58 ]

パ・リーグ   西武5―6ソフトバンク ( 2021年5月19日    メットライフD )

<西・ソ>6回2死一、二塁、左前適時打を放つ若林(撮影・尾崎 有希)
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 3安打を打った喜びよりも、悔しさが心を支配していたに違いない。西武のルーキー・若林が3安打1打点。一方で3三振を喫した。

 同点の4回2死満塁で空振り三振。続く6回2死一、二塁では左前適時打を放ったが、7回2死満塁でも空振り三振に倒れた。

 この日は好機でことごとく打席が回ってきた。最後は1点を追う9回。2死一、二塁で打席に立ったが、モイネロの前にバットが出ず見逃し三振に終わった。

 「(9回も)チャンスが来ると予感していた。今日はことごとく若林にチャンスが来ていたからね」と辻監督。予感は当たったが、結果は出なかった。指揮官は「本人は3本(安打を)打ったことよりも、最後に見逃し三振をして自分の中で悔しい思いをしていると思う。それを糧にして、もっとしつこくできる打者にならないと」。悔しさをバネに――。この思いを無駄にせず、さらに大きく成長することを願っていた。

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2021年5月19日のニュース