本当に未成年? オリックス・宮城は落ち着いたマウンドさばきで3勝目「一応、19歳です」

[ 2021年5月3日 21:49 ]

パ・リーグ   オリックス6-3西武 ( 2021年5月3日    メットライフD )

<西・オ(7)>ヒーローインタビューを受ける宮城  (撮影・森沢裕)
Photo By スポニチ

 オリックスの2年目右腕・宮城が落ち着き払ったマウンドさばきで今季3勝目を手にした。

 急性胃腸炎で離脱し、4月18日のロッテ戦以来のマウンド。しかしブランクを全く感じさせず、6回まで1安打無失点の快投を披露した。

 「初回からいい感じで投げられた。体調?いい感じです」

 3点リードの7回には2点を失い、なおも1死満塁。ここで呉念庭に左翼線への鋭い打球を許した。

 ライン際に落ちた打球に対して判定はファウル。西武・辻監督がリクエストを要求したが、判定は変わらなかった。

 冷や汗ものの一打だったが、マウンド上の宮城は顔色を変えず。最後は110キロのカーブで空振り三振に仕留め、2番手・比嘉にマウンドを譲った。

 ヒーローインタビューではインタビュアーから「本当に19歳?」と聞かれると「一応、19(歳)です。(マウンドで)落ち着いてはいないけど、顔に出ていないだけで本当は心臓ばくばくしてます」と、落ち着き払った表情で話していた。

続きを表示

この記事のフォト

2021年5月3日のニュース