巨人・ウィーラーが止まらない 2試合連続弾&12試合連続安打「しっかりタイミングが取れている」

[ 2021年5月3日 23:07 ]

セ・リーグ   巨人3―2広島 ( 2021年5月3日    マツダ )

<広・巨7>7回無死、ウィーラーは右中間にソロ本塁打を放つ(撮影・奥 調)
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 巨人のハクション大魔王が止まらない。ゼラス・ウィーラー内野手(34)が広島戦の7回に決勝の4号ソロを放った。2試合連続の一発を右中間に運び12試合連続安打。「しっかりタイミングが取れている。右中間というのは自分の強味なので、そっちに打てているというのは調子が良い証拠」と胸を張った。

 新型コロナ陽性判定を受け、離脱はあったものの出場15試合で56打数28安打。5月に入っても打率・500と驚異的な数字を残している。絶好調の助っ人は「まだまだ良くなると思っている」と現状に満足していないとしながらも「去年は(トレードで)バタバタしたりしていたのが、今年はキャンプから腰を落ち着けていられるのが大きい」と要因を分析した。

 得点圏打率も4割と勝負強さを発揮。出塁率と長打率を足した値で・900を超えれば一流とされるOPSは1・426と打線をけん引するウィーラーに原監督も「OPSの数字を見ると分かるでしょう」と目を細めた。

 「連敗して今週を迎えたので、1週間の最初の試合を勝ててよかった」

 巨人2年目の頼もしい助っ人の一振りで嫌な流れを吹き飛ばし、連敗を2で止めた。

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